相手の石を取るのは楽しいです!
勝敗は度外視して石を取れば満足、そんな人もいるかもしれませんね。

がっ! ...よく考えてみてください。1つの石を取るのに4つもの石が必要です。

しかも、一生懸命3手かけて、アタリ(次に取れる状態)にしても、次に白に逃げられてしまうと..もうとてもじゃないけど取れそうな気はしません。

つまり、1手ずつ交互に打つ以上、相手の石を取りたいと思っても、普通は取れるはずないのです。

これ重要です。とても重要なので、もう一度、目立つ色で書いておきます。

相手の石を取りたいと思っても、普通は取れるはずないのです。

囲碁のルールを覚えたばかりの方にありがちなのは、下図、○○○○ の白石を取りたい! 
だから△とか一生懸命打っていく。

きっと思い描いているのは...

...何手、続けて打てば!?

だから石を取るためには

周囲の環境+テクニック

この両方が必要になります。

環境が整ったときに必要な考え方が↓でした。

石の追い方 味方の待っているほうへ
石の追い方 盤端へ

この考え方を最大限に活用したテクニック、シチョウについて次回説明します。