いま囲碁きっず2でいちばん盛り上がりつつあるコミュニティーが「打ち込み」です。
誰それと誰それ、1対1で3連勝手直りの打込み勝負を行う。
これまで2子で打っていたけど、三連敗したら次からは3子、とか、三連勝したら置石なくなって先で打つとかです。
それに興味のある人が集まっているもので、すでにいくつかの組み合わせでの打ち込み勝負がスタートしています。
私も今朝、学園先生との第1局(私の2子置き 中押し負け)を打ちました。→棋譜
囲碁の世界、段級とかレーティングとかあって、これは大人数のあいだでそこそこのハンディをつけるのに合理的ではあるのですが、古来(特に江戸時代~)、囲碁は1対1で勝負付けをしていくものでした。力の差が歴然と明かされる厳しさもあるし、1局1局に熱くなる楽しくもある。
(余談ですが、「プロ同士はオール互先」という昭和以降に確立された「常識」が、AI の登場で揺り動かされる可能性もあると思ってます。)
これまで十数年、囲碁きっずではQ位認定というものがそれなりの人気で行われてきました。昔からずっとやってる人で、9路→13路→19路とすすんで、1Qをとって「卒業」した人もおられる。またQ位認定は降Qがなく、次のQの挑戦で何連敗でもできるということもあります。
Q位認定をいわば補完する新しい楽しみ方として、この打ち込み勝負があるとも思います。
いままでのところ高段者の19路勝負が多いですが、私としては9路・13路のお相手も歓迎です。打ち込み勝負をしばらくした後で、「ではここらでQ位認定しておきます?」というのもなかなかいいやり方の気がします。