ネットで囲碁を覚えて強くなった人がリアルな大会にでたりしていちばん困るものといえば...
最近、大会でよく見かける光景は、囲碁の実力はかなりなものなのに、終局してからどうしていいのかオロオロ...
今回は整地(せいち)についてです。
ネット対局ではコンピュータが地をカウントしてくれますが、碁会所や大会などで生碁(なまご)を打つ場合、最後に数えやすいように、地が長方形(そして、なるべく10の倍数)になるように石を移動させます。これを整地といいます。
整地でよく使われる形は次のようなものです。
終局時に盤面を見渡して、まず最初に「よし、ここは5×4=20にしよう」など方針を決めていくことが大切です。
(適当に動かしているうちにできていくものではありません)
A:5×2=10
B:5×4=20
C:4×3=12 12-2=10
D:7×3=21 21-1=20
E:盤端から辺の星までが10なので、10×n の形。
この例では10×4=40