碁敵は憎さも憎し懐かしし 落語「笠碁」には毎日毎日、飽きもせず囲碁の勝負を楽しむ2人が登場します。あるいは「サザエさん」の磯野波平と伊佐坂先生。
昔から囲碁愛好家は同じ相手とばかり打ったり、近所の少人数のグループ内でだけ打ってきてたのでした。これを「碁敵(ごがたき)文化」と名付けてみました。

一方でインターネット囲碁は欧米で生まれて発展していきました。身近なところに対局相手がなかなかみつからない。新しい対局相手を次々に見つけていくことに大きなニーズがあったわけです。
 
リアルに囲碁を楽しんでいる人の中にはインターネット囲碁に抵抗感を持つ人が少なからずいて、その原因のひとつはここのミスマッチにあったのかなということを考えています。

囲碁きっず2は行きずりの見知らぬ相手と次々に他流試合をするのではなく、知り合い、仲間、いつもの数人との対局がしやすいように設計されています。