このブログ、検索キーワードで意外に多いのが「囲碁 定石 コツ」なんですよね。なるほど。不覚にも今まで考えたこともなかったですが、囲碁の上達は確かに定石の習得から始まると言えるでしょう。ということで、今回は囲碁の定石のコツと、その上達のための5つのポイントをご紹介します。
まず、定石とは何かというと、囲碁における一連の標準的な手順のことを指すんです。これが一種の「コード」みたいなもので、相手との「会話」のような形で進行します。囲碁の神髄とも言えるでしょうね。
さて、その第一のポイントは、「定石は絶対ではない」ということ。具体的なエピソードとしては、江戸時代の名人、本因坊秀策がある対局で定石を無視する手を打ち、相手を大いに驚かせたという話があります。「定石通りに打つと負けてしまう」と読み取った秀策は、定石を破っても勝つための策を練っていたのですね。
定石はただ覚えるだけではなく、その意味を理解して使うことが大切です。それが第二のポイント。○○じゃないの?と思われるかもしれませんが、定石は単に「あるべき手順」ではなく、「戦略のためのヒント」なのですね。
第三のポイントは、「相手の定石の意図を読む」こと。相手が定石通りに打つとき、何を考え、何を狙っているのかを理解することが重要です。これにより、優位に局面を進めることが可能になります。
第四のポイントは、「定石を乱す」こと。定石を乱して相手を混乱させる手を打つことで、有利に進めることができます。ただし、これは相手の定石を理解し、自身に有利な状況を作り出すための一手となります。
最後の第五のポイントは、「定石の研究を怠らない」こと。実際に定石を習得していく一方で、新たな定石が生まれる可能性もあります。そのため、常に新しい情報をチェックしたり、自身で新たな定石を発見するような挑戦を続けることが大切ですね。
全国でみたら…どうでしょうね。定石をただ覚えるだけではなく、その意味を理解し、時にはそれを破る勇気を持つ。そして、常に新しい定石に挑戦する。そんな姿勢が、囲碁の上達には求められているのかもしれませんね。
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